【京王杯スプリングカップ2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年5月15日（土）に行われる「京王杯スプリングカップ2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で66回目を迎える「京王杯スプリングカップ」は東京芝1400Mで行われる古馬のＧ２レースです。
安田記念のステップレースとなっており、１着馬には優先出走権が与えられるのですが、このレースの活躍馬はどちらかというと近年はスプリンター寄りの馬が多く、年によっては安田記念と全く結びつかないことも多くなっています。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-0-0-8、勝率20%、連対率20%、複勝率20%ということで、過去10年では2013年のダイワマッジョーレと2019年のタワーオブロンドンが１着となった以外は全て馬券圏外という極端な結果となっており、1番人気馬の信頼度がかなり低いレースとなっています。

京王杯スプリングカップ2021 出走予定馬

登録馬は以下の19頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ラウダシオン

戦績11戦4勝 栗東・斎藤崇史

父リアルインパクト　母父Songandaprayer

前走は高松宮記念（Ｇ１ 中京芝1200M）に出走し、５番人気だったが結果は１４着。
３歳春にＮＨＫマイルＣ（Ｇ１）を勝った馬で、その後も富士Ｓ（Ｇ２）２着やシルクロードＳ（Ｇ３）３着の実績がある。
高速馬場の東京芝1400Mはベストに近い条件だと思えるので、今回はかなりの確率で巻返す可能性がありそうか。

グルーヴィット

戦績14戦3勝 栗東・松永幹夫

父ロードカナロア　母父スペシャルウィーク

前走は春雷Ｓ（Ｌ 中山芝1200M）に出走し、２番人気だったが結果は３着。
３歳の夏に中京記念（Ｇ３ 中京芝1600M）を勝っていて、昨年のこのレースは３着に好走している。
コノ馬も高速馬場の東京芝1400Mは合いそうな条件だと思えるが、直近のレースで1200M戦を使っている点がやや気になるか。

トゥラヴェスーラ

戦績20戦4勝 栗東・高橋康之

父ドリームジャーニー　母父アドマイヤコジーン

前走は高松宮記念（Ｇ１ 中京芝1200M）に出走し、１６番人気とかなりの低評価だったが４着に好走。
これまで重賞での馬券圏内実績は無いが、オープン格のレースを２勝している。
しかしながら、1400Mは微妙に距離が長い気がするので、前走の好走で思いのほか人気になるようなら敢えて軽視するかも知れない。

タイセイビジョン

戦績9戦3勝 栗東・西村真幸

父タートルボウル　母父スペシャルウィーク

前走は京都金杯（Ｇ３ 中京芝1600M）に出走し、７番人気４着。
２歳時に京王杯２歳Ｓ（Ｇ２）を勝ち、３歳春にアーリントンＣ（Ｇ３）を勝っている。
古馬との対戦となってからは馬券圏内実績が無いが、高速馬場の東京芝1400Mはかなり合っていると思えるので、久々に馬券圏内への好走が期待出来そうか。

ミッキーブリランテ

戦績22戦5勝 栗東・矢作芳人

父ディープブリランテ　母父Dansili

前走は高松宮記念（Ｇ１ 中京芝1200M）に出走し、１１番人気１０着。
２走前の阪急杯（Ｇ３）で好タイムで２着に好走しており、芝1400Mでこのメンバーなら十分戦える地力は備えている。
東京芝コースが初となる点は微妙だが、中京芝1400Mでの勝ち鞍はあるので問題は無さそうか。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、ここ最近は案外な結果が続いていたが、前走は明らかな復調を示している。
今回は間違いなくコノ馬にとってのベスト条件なので、久々の激走が期待出来るとみている。

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